10班のみなさまへ
(2020年4月16日版)
チューター担当の谷口です.この度は,ご入学,大変,おめでとうございます.今年は,新型コロナウィルスの影響で,例年,実施されていたガイダンスなどを行うことが難しくなっています.そこで,谷口自身が新入生だったら分からなくなりそうに思ったところをまとめてみました.ただし,状況がすごい速さで変わっていますため,毎日のように大学の方針が変更になっています.ここに記載されている情報は古いかもしれませんので,大学や学科の正規のページなどから常に新しい情報をチェックするようにしてください.
まずチューターへのメール連絡をお願いします.
情報知能工学科では,今後のサポートのためにチューターへのメール連絡をお願いしています.お手数ですが,cs20-10 at exp.cs.kobe-u.ac.jp (at は@に置き換えてください)までご連絡をお願いします.
メールを送る際,どのようなアドレスからでも構いません.ドコモメールなどの通信業者の提供しているメールアプリやGoogle のアカウントを持っていれば gmail など,使いやすいものでご連絡ください.念の為,GMail の使い方を書いておきます.
- gmail であれば,GMail のアプリを立ち上げるか,ウェブで GMail にログインする.
- 「+」のようなボタンを押して新規メールを作成.
- To に cs20-10 at exp.cs.kobe-u.ac.jp(at は@に置き換えてください)を入力.
- 件名に「情報知能工学科新入生」と入力.
- 本文は下記のようにお願いします.
教学掲示板を見ました.
名:*****(自分の氏名を書く)
籍番号:20*****T (自分の学番を書く)
チューターとチューター面談について
情報知能工学科では,4年生になり,卒業論文に取り組むまで,チューターという担任制度を実施しており,相談係が付くことになっています(卒業論文が始まると,研究室に所属となり,研究室の先生が相談にのってくれます.)勉強のことや生活のことなど,何か困ったことがありましたら 「絶対に遠慮することなく」 ご相談ください.
今年はコロナウィルスの関係で大学に来ることができず,少なくとも6月ごろまで(第1クォーターと呼んでいる期間)は基本的にオンラインでの遠隔講義になります.それ以降に関しては未定で,通常の対面式授業になるか,オンライン講義を継続することになるかは6月上旬を目途に決めるそうです.
特に,まだ,パソコンの操作に慣れていない人にとっては,講義を受けるだけでも大変そうで,不安なことが多いと思います.ですが,今年はチューターの体制も,例年,1名のところを副担当を含めて
の4名に増員し,徹底的にサポートすることにしておりますのでご安心ください.メールの使い方に慣れていない人も多いでしょうから,少なくともこの班の方については,相談・質問するときの連絡手段も,皆さんが使いやすいもので構いません(これについては,別途,個別にご相談させてください.)相談内容も,例えば「パソコンで日本語を入力する方法が分からない」,「インターネットにつながらない」,「履修登録や単位などといった用語の意味が分からない」,「プログラミングは初めてでどうしていいか分からない」など,どんなことでも構いません.少しでも不安なことがありましたら,何でも聞いてください.
通常は,3月下旬から4月上旬頃に1回,9月下旬から10月上旬に1回の,年に2回,チューター面談という面談を行っています.谷口は自然科学総合研究棟4号館2階209号室におりますので,そちらまで来て頂き,面談を行います.いまは,このような形での面談は行うことができませんので,代わりにオンライン(相談しながら使いやすいツールを使っていきましょう)でサポートさせて頂きます.心配ごとなどがありましたら,この面談の時期に関わらず,いつでもご連絡ください.
講義が始まるまでに
講義が始まるのは5月7日の予定です.それまでに,自分が受講する講義を大学のウェブページから登録したり,教科書を注文したり,ウェブ会議システムを利用した講義の受講などに慣れておく必要があります.
書類の記入・提出
- 沢山あって大変ですが,提出書類チェックリストに掲載されているものを準備し,同封の封筒で送付してください.
- チェックリストに含まれている「学業成績表の送付について」は,合格通知書に同封されていたものです.これは「2020年度学部新入生の皆さまへ」という説明文の提出書類の中には含まれていませんが,他の書類と一緒に封筒に入れて提出をお願い致します.
大学のオンラインサービスへのログイン
大学のオンラインサービスは,基本的に共通のユーザー名やパスワードで管理されています.具体的なユーザー名などは,アカウント通知書に記載されていますので,そちらをご覧ください.特に,講義を受けるにあたってうりぼーネットとBEEFの2つが非常に重要になります.これらについて「神戸大学アカウントについて」を見ながらログインしてみてください.
- うりぼーネット
- 履修登録(受講する講義の登録)をしたり,成績を確認したりするウェブ上のシステムです.
- BEEFがうまく動かないときには,こちらにも講義の情報が掲載されるかもしれません.確認してみてください.
- うりぼーネットの利用に関するウェブページ:
- BEEF
- 神戸大学で利用可能なオンライン・ラーニングシステムです.
- 通常であれば一部の講義で利用される程度なのですが,遠隔授業中は,ほとんどの講義がこのシステムを利用して,各講義に関する情報(講義資料やウェブ会議で行うのであれば,それにアクセスするための情報など)をお伝えすることになる予定です.
- ただし,アクセスが集中し,つながりにくくなるかもしれません.講義の情報は,講義の時間ではなく,事前にアクセスして確認しておきましょう.つながりにくいときには,うりぼーネットなどにも情報が掲載されているかもしれません.合わせて確認してください.
- ログインできたら「マイコース」から「情報基礎」のアンケートへの回答をお願い致します.
2つのウェブページは,どちらも「うりぼーポータル http://www.office.kobe-u.ac.jp/stdnt-kymsys/student/student.html 」 からアクセスすることが出来ます.履修登録については,重要なので,次のセクションに項目を分けて説明します.
教科書の購入について
- 教科書は4月20日から4月30日の間,オンラインで注文することになりました(通常は,生協の本屋さんで購入します.次回以降は,そのようになるかもしれませんので,気をつけてください.)
- 届くまでに時間がかかるため,確実に講義開始前に受け取るためには4月24日までに注文してください.
履修登録について
- 大学では,自分が受講する講義を予め登録して受講します.この登録を履修登録と呼んでいます.
- 履修登録は,決められた期間にする必要があります.この期間を過ぎてしまうと,登録出来なくなる可能性があります.登録できないと単位が修得できないかもしれません.必ず期間内に登録してください.
- 神戸大学では,1年のうち,講義が開講されている期間を4つの「クォーター」という期間に区切っています.講義は,各クォーターごとに開講されますが,履修登録は「1クォーターと2クォーター」および「3クォーターと4クォーター」をまとめて登録します.
- つまり,2クォーター,4クォーターの講義は,それぞれ,1クォーター,3クォーターの履修登録時期に登録しておかなければ,受講することが出来ません.
- 第1,第2クォーター(1Q, 2Qと省略することもあります)の履修登録期間は 4/20~5/20 です.
どの科目を登録すればよいのか,悩むかもしれません.詳しいことは下に説明しますが基本的に受講可能な科目は全て登録しましょう.以下,もう少し詳しい説明です.
- 卒業や進級のためには,決められた数以上の「単位」を修得する必要があります.単位は,講義を履修し,合格するともらえます.どのような単位が,どれくらい必要かは便覧に書いてあります.分かりにくいようでしたらご連絡ください(おそらく,分かりにくいと思いますので,遠慮なくご連絡ください.)
- しばらくの間は,ほとんど全ての科目が必修,つまり,必ず履修して単位を修得しないといけない科目ばかりになります.そのため,基本的に受講できる科目は全て登録することになると思います.
- 講義は大きく3つに分かれています.
- 全学共通授業科目:数学や外国語など,学部や学科に依らず,神戸大学全体の学生を対象として開講される科目
- 専門科目:学部や学科が独自に開講している科目
- 教養科目:主に自分の専門とは異なる分野について学ぶ科目.履修には抽選が必要な場合が多く,決められた期間に抽選に応募しておく必要があります.
- 参考:第2Q基礎教養科目・総合教養科目等抽選登録受付期間は 2020年5月28日(木) 9:00 ~ 6月3日(水)17:00 の予定
- うりぼーネットから履修登録していない講義については,BEEFでアクセスすることが出来ません.遠隔授業中は,講義資料や講義の受け方は,基本的に BEEF に掲載されます.履修登録が済んでいないと,受講方法が分からなくなりますので,早めに履修登録するようにしましょう.
講義の受け方について
- 講義の方法については,いまも,教員の間で良い方法を相談し,工夫しているところです(教員にとっても初めてのことなので,試行錯誤を続けています.)変更になるかもしれませんので,ご注意ください.
- 基本的には,次の2つのタイプに分かれる可能性が高いです:
- Zoom や WebEx といったウェブ会議システムを利用した「双方向型」
- BEEF などに掲載された資料や課題などを勉強する「オンデマンド型」
- Zoom や WebEx,遠隔講義については,下記のページなどを見てみてください.ポイントは沢山の人が参加するウェブミーティングでは,参加時にマイク,ビデオを切っておくことです(2,3人のミーティングであれば切っておかなくて構いません.)そうしないと,主催者・司会者などの方の話が聞こえなくなってしまい,ミーティングが進みません.
- オンデマンド型は完全に自習ということではなく,レポートとその解説など,一定のフィードバックが行われる予定です.「反転授業」という形式に近い形になりそうです.反転授業というのは「学生さんには事前に予習してきてもらい,講義の時間は宿題や質問対応などを行う」というように「講義と宿題を反転」させる形式の授業です.自分にあったペースで勉強や質問が出来るなど,メリットが多く,注目されています.ただし,今回については,このような形式で行うとBEEFへの負荷が過大になってしまうため,簡略化したものになるかと思います.実際の講義の進め方は,各講義によって異なりますので,BEEFの説明などをよく呼んでおいてください.
参考になるウェブページ
他にも参考になるウェブページを記載しておきます.便利そうな情報が見つかりましたら,適宜,追加します.
その他
- 「学部新入生の皆様へ」のところには「通学定期券を購入するときの証明書は工学部玄関の自動発行機で発行される」とあります.ですが,現在,感染防止の観点から工学部の建物は立ち入り禁止となっており,施錠されています.自動発行機の利用は少し待っていてください.
- GPA という見慣れない用語があると思いますが,これは,各学生に対して計算される,履修した講義の成績の平均点みたいな指標です.学力を評価するための指標として沢山の国で利用されています.
- 「キャップ制」は「あまりに沢山の講義を一度に受講し,結局,うまく勉強できなくなる」のを避けるために,履修できる講義の数を一定の数以下に制限するものです.不合格になってしまい,もう一度,受講しなくてはいけない科目の数が増えてこない限りは,あまり気にしなくて構いません.
今後の連絡について
- 情報知能工学科の教学掲示板 http://www.csi.kobe-u.ac.jp/cs/site/student/kyougaku.html には,非常に重要な情報が掲載されます.必ず確認するようにしてください(友達同士で情報が出たら教えあうようにすると良いです.)
- 教学掲示板には,夏休みなど,長期休暇の間にも情報が掲載されます.特に,教養科目の抽選に関するものなど,重要なものもありますので,休み中にも,ときどき,確認するようにしてください.
- チューター面談は,半年に一度,定期的に行います.大学に出られるようになっていれば,個別に面談をする予定です.履修相談やメンタルチェック,勉強,進学,就職のことなど,大学生活に関係した相談をします.時期になりましたら日程調整などを連絡しますので,その際には,お返事をお願いします.
- 必ず参加しなくてはいけない訳ではありませんが,4月20日にチュータとのオンライン顔合わせ会 http://www.csi.kobe-u.ac.jp/cs/site/student/b1_2020.html#a1 が予定されています.講義を受講するための練習として,是非,参加してみてください.
- 4月21日以降に,Zoom, WebEx などの練習と,ここに書いてある内容について簡単に説明するために,この班のメンバーでのウェブ会議や個別面談をやってみたいと思っています.時期が決まりましたら,改めてご連絡致します.
- 何か質問や相談したいことがありましたら,いつでも気楽にご連絡ください.