期末発表について

1. 日時

7/8 および 7/15

2. 発表内容・方法

・自分たちで選んだ課題,あるいは以下に載せた課題について,調べた結果を発表する。
 計算機を使って数値実験を行うことが望ましい。
・2〜3人のグループで発表を行う。
・時間は1グループ15分程度

3. 用意するもの

・発表用スライド(PowerPoint または OHP)
・配布資料(A4版3〜4枚程度)25部

4. 今後のスケジュール

・グループ決定: 6/24まで
 ◇ グループが決まったら,山本まで連絡してください。

・各グループの課題決定: 7/1まで
 ◇ こちらで用意する課題は,このページに順次掲載していきます。
 ◇ 複数のグループが同一の課題を希望した場合は,先着順とします。
 ◇ 自分たちで課題を選ぶ場合は,内容について適宜相談してください。

5. 発表課題

こちらで用意した発表課題とその内容について,以下にまとめます。授業で学んだ内容を
実際の経済データに適用してみる課題から,授業では扱えなかった金融商品やモデルに
ついて調べる課題まで,いろいろあります。興味のある課題があったら,連絡してください。
参考文献などを渡します。

なお,ここに挙げてあるのは今までの授業の知識でできる課題ですが,今後授業が進む
につれて,課題も順に増やしていく予定です。

(1) ブラック-ショールズモデルの検証 (担当決定済み)

・株価データからのμ,σの推定法
・実際の株価データを使った推定
・企業のタイプ別のμ,σの傾向

(2) ブラック-ショールズ公式の応用

・オプションを売った側のリスクヘッジ
・複製ポートフォリオを実際に作るには
・Δの計算法
・リスクヘッジの例

(3) バリアオプションの価格公式 (担当決定済み)

・バリアオプションとは
・どんな場合に使われるか(できれば実際の例で)
・ブラック-ショールズモデルの下での価格公式の導出
・価格計算の例

(4) マートンの資産価格モデル

・ブラック-ショールズモデルの限界
・マートンの資産価格モデルとは
・ヨーロピアンオプションの価格公式の導出
・価格計算の例

(5) 天候デリバティブ (担当決定済み)

・天候デリバティブとは
・どんな場合に使われるか(できれば実際の例で)
・確率過程による気温のモデル化
・価格計算のアルゴリズム
・価格計算の例

(6) クレジット・デリバティブ

・クレジット・デリバティブとは
・どんな場合に使われるか(できれば実際の例で)
・確率過程によるクレジット・リスクのモデル化
・価格計算のアルゴリズム

(7) リアルオプション (担当決定済み)

・リアルオプションとは
・投資とオプション理論との関係
・リアルオプションによる投資意思決定の例

(8) 差分法によるアジアンオプションの価格計算 (担当決定済み)

・アジアンオプションとは
・オプション価格の満たす偏微分方程式
・差分法の適用
・価格計算の例

(9) 準モンテカルロ法 (担当決定済み)

・準モンテカルロ法とは
・様々な低食い違い数列(low discrepancy sequences)
・経路依存型オプションの価格計算への応用

(10) モンテカルロ法の収束性 (担当決定済み)

・信頼区間による収束の定義
・資産価格モデルの種類による収束性の違い
・オプションの種類による収束性の違い

7. 発表グループと担当課題

グループ  メンバー  担当課題  発表日 
 1  浅田崇史君,撰幹士君,中根和彦君  天候デリバティブ 
 発表用 PowerPoint ファイル (1,177KB)
 レジュメ (Microsoft Word,101KB)
 7/8
 2  岩田将平君,矢野雅俊君,若林尚貴君  バリアオプションの価格公式 
 発表用 PowerPoint ファイル (301KB)
 レジュメ (Microsoft Word,186KB)
 7/8
 3  畝山多加志君,小多秀明君,三浦春樹君  準モンテカルロ法  7/15
 4  西口健太郎君,渡邉崇充君  ブラック-ショールズモデルの検証 
 発表用 PowerPoint ファイル (335KB)
 レジュメ (PDF,71KB)
 7/8
 5  高柳健一郎君,松場弘明君  2つの資産に依存するオプションの価格計算  7/8
 6  渡信彦君,山田雅道君,梅舘拓也君  モンテカルロ法の収束性  7/15
 7  山田康武君,大脇大君,長谷川貴巨君  リアルオプション  7/15
 8  橋屋博章君,藤田勝乙君  差分法によるアジアンオプションの価格計算  7/15



応用数理工学特論のページに戻る
Topに戻る