期末発表について

1. 日時

7/6 および 7/13

2. 発表内容・方法

・講義で勉強したことをもとに,自分たちで数値実験を行った結果を発表するか,論文を読んで報告する。
・1〜3人のグループで発表を行う。
・時間は1グループ15分〜20分程度

3. 用意するもの

・発表用スライド(PowerPoint)
・配布資料(A4版3〜4枚程度)25部

4. スケジュール

・グループ決定: 6/15まで
 ◇ グループが決まったら,山本まで連絡してください。

・各グループの課題決定: 6/22まで
 ◇ こちらで用意する課題は,このページに順次掲載していきます。
 ◇ 自分たちで課題を選ぶ場合は,内容について適宜相談してください。

5. 発表課題

こちらで考えた発表課題とその内容について,以下にまとめます。これ以外の課題を希望
する場合は,連絡してください。

(1) 自分のプログラムの高性能化・並列化の報告

・講義で学んだ技法を適用することにより,自分の取り組んでいるシミュレーションの
 プログラムを高性能化・並列化し,結果を報告する。

(2) 分散メモリ型計算機上での行列乗算の並列化

・行列どうしの乗算をMPIを用いて分散メモリ型計算機上で並列化し,性能を評価する。
・計算機としては,HPC2500が利用可能。研究室にPCクラスタがあれば,それを用いても
 よい。

(3) 分散メモリ型計算機上でのLU分解の並列化

・密行列のLU分解をMPIを用いて分散メモリ型計算機上で並列化し,性能を評価する。
・計算機としては,HPC2500が利用可能。研究室にPCクラスタがあれば,それを用いても
 よい。

(4) スパースソルバの性能評価

・分散メモリ型並列計算機向けのスパースソルバを様々な行列に適用し,性能を評価する。
・また,消去木を用いて性能分析を行う。
・スパースソルバは張研で開発したものを使用し,張研のPCクラスタ上で実験を行う。

(5) 三重対角化アルゴリズムの性能評価

・ブロック化した三重対角化アルゴリズムの性能を共有メモリ型並列計算機上で評価し,
 従来のアルゴリズムと性能を比較する。
・また,最適なブロックサイズが問題サイズに応じてどのように変化するかを調べる。
・三重対角化プログラムは張研で開発したものを使用する。

(6) 非対称QR法の性能評価

・非対称行列向けのマルチシフトQR法の性能を共有メモリ型並列計算機上で評価し,
 従来のQR法と性能を比較する。
・また,最適なシフト数が問題サイズに応じてどのように変化するかを調べる。
・QR法のプログラムは張研で開発したものを使用する。

(7) 高性能計算に関する文献紹介

・高性能計算に関する文献を読み,まとめて紹介する。

6. 発表グループと担当課題

グループ  メンバー  担当課題  発表日 
 1  江口浩平君  タンパク質構造予測プログラムの並列化 7/6
 2  中垣陽輔君,高橋翔馬君  論文紹介(FPGAを用いた天体計算) 7/6
 3  緑川麿君,田中徹君  分散メモリ型計算機上でのLU分解の並列化 7/6
 4  宮田考史君  非対称QR法の性能評価 7/6
 5  松野善幸君,渡邉航君,森貴章君  論文紹介(GPUを用いたLU分解) 7/13
 6  岩田浩光君,吉野順也君  分散メモリ型計算機上での行列乗算の並列化 7/13
 7  伊藤寛訓君,渡辺芳信君  Strassenのアルゴリズムによる行列乗算の高速化 7/13
 8  立松秀俊君,立岡祐也君  自分のプログラムの高性能化・並列化の報告 7/13
 9  前田祥兵君,大井幸平君  スパースソルバの性能評価 7/13
 10  兵藤一永君,亀澤大介君  論文紹介(プリフェッチ付きメモリモジュール) 7/13
 11  武藤覚君,今倉暁君   7/13



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